090520

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知多四国 発心の日
2009-5/20(水)
出発最寄駅:名鉄前後駅 帰着最寄駅:JR東浦駅      天気:晴天 概算距離:21Km 概算費用:6,370円
札所番/累積 山号 寺名 ふりがな 距離 着時刻
名鉄前後駅 - - - - 6:37
1番 /01 清涼山 曹源寺 そうげんじ 1.0 6:59
2番 /02 法蔵山 極楽寺 ごくらくじ 3.4 8:14
3番 /03 海雲山 普門寺 ふもんじ 0.4 8:43
4番 /04 宝龍山 延命寺 えんめいじ 1.8 9:38
5番 /05 万年山 常福寺 じょうふくじ 3.2 11:03
7番 /06 彼岸山 極楽寺 ごくらくじ 3.4 12:20
8番 /07 上世山 傳宗院 でんしゅういん 0.9 12:51
9番 /08 浄土山 明徳寺 みょうとくじ 2.3 14:38
10番 /09 福聚山 観音寺 かんのんじ 1.4 15:28
11番 /10 光明山 安徳寺 あんとくじ 2.0 16:12
JR武豊線 東浦駅 - - - 1.0 16:50
20.8 ≒10hrs

週間天気予報によると当初予定した5/22は雨模様なので
急遽 5/20を知多四国八十八ヶ所巡拝発心の日とした

もうかなり前になるが1m/m方眼紙が見え難くなり、これはいかん!と
老眼鏡のお世話に、なんとも不自由な眼鏡生活
外したり、はめたり、ふんずけたり・・・・眼は年々退化、遠視に乱視
今では眼鏡が必需品、書籍類からどんどん遠のいていった

カーナビなる便利な道具により細かな地図はもう車の中にはない
ナビのデメリットとして地図全体像が見えなく
何処をどう走っているのか、ちんぷんかんぷん、でも目的地には到着

そんな中、地図を片手の歩き遍路、四国と違い峠やへんろ転がしと
言われる難所も無さそうな知多四国ではあるが無事たどり着くか
地図片手に名鉄前後駅を1番札所目指して歩き出す

祈願する事は
供養・『俊徳院穏光日茂信士』
供養・『敬徳院妙光日鈴信女』
・ 家族面々の身体健全、大難は小難・小難は無難を願う


1番札所・曹源寺(そうげんじ)

名鉄 名古屋本線 前後駅  6:37着
小牧駅始発 5:32発に乗車し名鉄前後駅に 6:38到着
昔むかし、東岡崎へ行く時の通過駅
当時より駅名に変わりはないが
ひっそりした田舎の駅であった記憶

今では周辺団地も多いようで立派な駅舎だ
第 1番 札所 曹源寺(そうげんじ)
山門(6:59)

境内(7:26)

静まりかえった境内、緊張の中、小声で読経
地元の方や巡拝の方も時折
納経帳と納札を買求める

温厚そうな納経所の男性
「よく、お参り下さいました」

2番札所へ向う途中の石柱(7:53)

車での郵便局巡りもそうであるが
駐車場からの始めの一歩はいつも悩む

札所を、R23を目指して
案の定少し行き過ぎてしまい、ひき返す

用水路沿いの小道を暫らく歩くと
「弘法太子御誕生札所」記された石柱が
眺めていると「お参りですか」と
車を止めて
「この先、右にいっちゃいかん、左
今バスが通った橋を右へ
みんなここで間違えるんだよな」と
親切に教えて頂く
第 2番 札所 極楽寺(ごくらくじ)
山門(8:14)

境内(8:31)

ご老人、近くの方であろう参拝され、納経所へ「これから散歩ですか」などと語らう

「ここまで大変でした、今日は暑くなりますょ、でもまだ早いから沢山廻れますね
お茶でも立てましょうか」と言われ、ちょいと迷ったが、どうぞお構いなくと断ってしまった

太師堂の仏像を撮影してもいいですかと確認
「どうぞ・どうぞいいですょ、水分補給を忘れずお気をつけて、次の札所は近いですから」
など、色々ご丁寧にお話しを頂く

太師堂の両脇にならぶ仏像
第 3番 札所 普門寺(ふもんじ)
山門(8:43)

境内(9:05)

札所近くに来て車と歩きの案内看板があり案内に従うと
お墓の横を通り札所の横手から境内へ来てしまったので山門へ向う
掃除の行き届いた小じんまりした境内
手提げ袋片手の歩き遍路の方であろうか、少し会釈をして別れる
その歩き遍路の方はどんどん先に進んでいる
我がきょろきょろ遍路、郵便局が目に入り立寄る

その先制限時速40Kmの国道で
スピード違反の取締り中
もし車であったなら捕まっていたかも
第 4番 札所 延命寺(えんめいじ)
山門(9:38)
山門の仁王さん
境内(10:02)
萱葺きの庫裏(10:03)
立派な山門に納経所がある萱葺きの建物、庫裏かな
境内の片隅に、ご持会の方が憩う建物有り、ご婦人達が雑談
ここまで順調に参拝が進み札所での時間をもう少しのんびりと過ごすため木陰で一息
時折参拝の方が訪れる

参考にしたモデルコースと同じく
5番札所を飛ばして6番札所へ暫らくR155を歩く
目印の交差点を左折し住宅街へ入り
道は更に狭くなる
一番札所を出て車の方に親切に
教えていただいた、お蔭で
ここまで迷わずに、それにしても犬の嫌いな少子
途中で追っかけられたらと恐々、きょろきょろ

お寺らしきに到着すると
あら違う「長沢寺」となっている
どこでどう間違えたか?うろうろ

こんな時コンパスは役に立たない
今自分は地図のどの辺にいるのだろう
目に入った郵便局に飛び込み訊ねる

またまだ、だいぶ先とか
(地図の縮尺を読み違えたようだがちょいと変)
第 6番 札所 常福寺(じょうふくじ)
山門(11:04)
境内(11:24)
あいち健康の森公園を左手に見て、更に進むと6番札所の横手に到着
やっと着いたって感じで汗が流れる

ご住職であろうか、納経所で次の札所への道を訊ねる
「山門を出るのでなく横の、あの森の方向へ出て健康の森公園へ
国道は歩道がないから公園の中を施設をみながら歩くといいでしょう」と親切に
あいち健康の森公園(11:42)
お寺をでると暫らく畑地を進み公園へ
広大な公園の中を横切る
再び国道へ出て目印を見落さないよう慎重に

郵便局を過ぎ
暫らくすると目印の保育園
そして路地へと進む

この間
お店やコンビニなく、少々お腹が空いて来た
第 7番 札所 極楽寺(ごくらくじ)
山門(12:20)
境内(12:37)
こじんまりと掃除された境内
納経所のご婦人、地図のコピーにマーキング作業
4番札所で会った中年男性二人組みと遭遇

お腹が空いて来たので、ちょいとお急ぎモードなり
住宅街・路地を抜けて8番札所へ
第 8番 札所 傳宗院(でんしゅういん)
山門(12:51)
境内(13:09)
弘法堂(13:08)

本堂と太師堂の位置関係が他の寺と異なる
山門から入った水場は空であり
納経所を挟んで横手に太師堂
その入口の水場では手を清める事が出来た
9番札所へ向う路地(13:21)

本日予定した巡拝を終えた
近くの入海神社境内にある国指定文化財入海貝塚も
立寄ってみたかったが
先ずは腹ごしらえ、国道に出てファミレスへ

店内で行儀悪いが靴を脱いで足をぶらぶら乾燥
歩き遍路の特権か?生ビール・・うまぃ!

さて次はどうしたもんか
1時間ほど、たっぷり休憩したので
もう少し巡拝を続ける事に

その前、目に入った局看板
東浦郵便局

第 9番 札所 明徳寺(みょうとくじ)
山門(14:38)
境内(14:56)

ひっそり静まりかえった境内
午後の日差しが心地よい
古い道標(15:20)
10番札所へ向う路地(15:25)
次の札所へ向う途中、地図に”古い道標”と記されているが
その道標、畑地の角にあったが半分折れていて見落しそうであった
更に路地を進む
第10番 札所 観音寺(かんのんじ)
山門(15:28)
境内(15:44)
納経所には”只今用務中につき朱印は自由におつき下さい”と
納経料100円を片隅において押印の初体験
木陰が心地よく暫し休憩
第11番 札所 安徳寺(あんとくじ)
山門(16:12)
境内(16:36)

日が傾いてきた広い境内は静かで何処となく殺風景であった
大きな本堂の片隅に太師堂

16:30 次の札所へ≒1.8Kmとあり
急げば間に合うかもしれないが本日はここまで、とした気持ちから
ひときわ大きな声で読経し
発心の巡拝を終える
JR武豊線 東浦駅(16:49)
地図によれば最寄駅はJR武豊線 東浦駅
女子学生の奇声を耳にしながら待合室でのんびり?

直通名古屋行き、幸い座る事が出来たが睡魔が
途中の大府駅
乗換えの金山駅へもう着いたのかと
一瞬立ち上がる
乗り越しても一駅、終点名古屋なので
再び、うとうと
一日を追えて
当初予定では8番札所 傳宗院までの≒15Kmであったが、20Kmを越えているだろうか
午後近く足の裏が痛くなりかけたが、昼食時1時間の休憩で快復

途中途中で靴下も替えるべきであった事と、靴の重要性を改めて認識
加えて
リュックの中身、特に一日の区切り打ち、しかも雨を避けての巡拝なので
替えスボン,携帯傘は不用であり、簡易の洗面&風呂用具の必要性も再検討

それにしても
四国八十八箇所を、歩いて巡拝する大変さを痛感した
たった一日、自宅からの発・着なので17時近くまで巡拝できるが
四国ならば遅くとも15時打ち留が賢明で
お風呂が、なによりのご馳走であると
多くのwebサイトの遍路記を思い出し納得するなり


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