090608

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知多四国 三日目
2009-6/8(月)
出発最寄駅:名鉄成岩駅 帰着最寄駅:名鉄河和駅      天気:晴 概算距離:15Km 概算費用:7,895円※
札所番/累積 山号 寺名 ふりがな 距離 着時刻
名鉄成岩駅 - - - - 7:03
21番 /21 天竜山 常楽寺 じょうらくじ 0.6 7:12
22番 /22 御嶽山 大日寺 だいにちじ 3.1 8:24
23番 /23 意龍山 蓮花院 れんげいん 0.5 8:53
24番 /24 慶亀山 徳正寺 とくしょうじ 1.6 9:53
25番 /25 法輪山 円観寺 えんかんじ 2.3 10:45
開山所 /03 達磨山 葦航寺 いこうじ 3.0 11:57
番外 /04 時志観音慈雲山 影現寺 ようげんじ 2.2 13:26
26番 /26 龍華山 弥勒寺 みろくじ 1.4 14:14
名鉄河和駅 - - - 0.3 14:55
15.0 ≒8hrs

本日は知多半島の、ほぼ中心部
21番札所から国道247号に沿うようにして26番札所まで南下する

四国へ参拝した時、菅笠はどうしようか迷ったが
車遍路ゆえ不用と判断し買わなかった

今回知多四国での歩き巡拝
元来、禿頭から汗が出やすい体質

野球帽は直ぐにびしょぬれになるので好んで着用しない
今回から墓地清掃用として観光地で買求めてあった菅笠

「迷故三界城」「何処有南北」「同行二人」「本来無東西」「悟故十方空」
の言葉は書かれていないが直射を避けるため着用する事にした
次回四国への巡拝時購入を検討しよう

本日の予定歩行距離は≒15Km 8寺の巡拝
身支度を整え、成岩駅を出発
少々菅笠スタイルが気恥ずかしい

祈願する事は
供養・『俊徳院穏光日茂信士』
供養・『敬徳院妙光日鈴信女』
・ 家族面々の身体健全、大難は小難・小難は無難を願う


25番札所・円観寺(えんかんじ)

名鉄河和線 成岩駅(7:03)

名鉄は途中から
普通電車になったり急行電車になったり
種別が変わるので
車内等の案内放送は聞き逃せない

金山駅を出た時は急行
知多半田駅から普通となり
次の成岩(ならわ)駅
乗り換えなしで到着
第21番札所 常楽寺(じょうらくじ)
山門(7:12)



山門の仁王蔵
境内(7:37)


立派な本堂だ
国道を走る車の雑音を飲み込むような、広々とした静寂な境内

納経所でブザーを押し暫く待つが来られない
広いから聞こえなかったのかなと、もう一度

本堂では朝のお勤めが始まったようだ

さて、お勤めが終わるまで待たなければならないのかと
周辺をきろきょろ
トイレ掃除中の方に尋ねると庫裏の中へ

納経所のを開け押印を
「今、お勤めしておりますので」と

仕事の手を止めさせてすいませんでした”と、お詫び
やはりお勤めが終わるまで待つべきであったな

国道247号を左折した川沿いの道(7:57))


国道247号を暫く進み目印の交差点を左折
歩道があったり、なかったりする
川沿いの道を暫く進む

目印の交差点ではなかったが
車につられ左折してしまった
これが大きな間違い
周辺ウロウロ尋ねること2度ほど

目印の上げ駅目指して住宅街を
この先進んで大丈夫かと再度
散歩中の男性に尋ねる
「この先、右手に駅が見えるょ」
「弘法さん、やってるのかね」と
地図をみられ22番と23番の
位置を説明して頂く
第22番札所 大日寺(だいにちじ)
山門(8:24)

境内(8:41)

本堂の脇に”おみやげコーナ”として屋台があるが、品物はなにも置かれていない

その片隅で休息&メモしていると
地元の方であろう温厚そうな老婦人がお参り
「どちらから・・・ご苦労様ですね」など等、にこやかに
暫く雑談
路地から広い道へ(8:50)
路地に少し入り、再び広い道
JR武豊線の踏み切り手前を右折

リュックの肩紐が妙に肩に食い込み痛い
何か余分なものでも入れてきたかな
第23番札所 蓮花院(れんげいん)
山門(8:53)

弘法堂の前(9:14)

山門前に着いてびっくり
木は枯れ、草ぼうぼう

年寄りの参拝者には大変だろうなと思いつつ
二階の本堂へ

本堂も弘法堂も鉄筋の建物
鳩のフン公害の清掃や調度品などの整理がされてなく
山門の入口含め維持できない何がしかの、ご事情があるのであろう

武豊線の無人踏切(9:19)



武豊線の無人踏切
遠くに武豊駅が望め
間もなく発車する
列車の前照灯が光る

駅近くの武豊郵便局と
その先、里中交差点角に武豊線が
この近く、港まで敷設されていた説明や
転車台の説明などされている
小さな公園にも寄ってみた

小休止の間
余分な荷物がないかリュックの中を確認
特になく、ポジションが悪かったのかな

里中交差点、直ぐに右折ポイントが
あったらしいが見落とし
イズマン(醤油メーカかな?)の角を右折
なんとも、妙な香りが当たり一面

第24番札所 徳正寺(とくしょうじ)
山門(9:53)

境内(10:11)

境内に入ると犬の吠える声・ぎょ!
本堂で読経していると、室内犬が足元にちょろちょろ
”怪しいものではありませんょ”
読経が終わる頃何処かへ

弘法堂での、お参り済ませ納経所へ
そのカウンターでワンちゃん昼寝、再びぎょ!
ブザーは壊れているのかな
押しても反応がない

隣、庫裏の玄関か”すみません”と訪ねると
奥から背の高い、お庫裏さん登場

醤油工場が立ち並ぶ路地と古い道標(10:18)
線路に沿った路地(10:31)

25番札所へ≒2.3Km 路地を進むので
地図と首っ引き

醤油工場が立ち並ぶ路地を抜けて
地図通り、線路沿いの細い道
右折ポイントを見落としたが
それらしい道を線路沿いに進んむ
第25番札所 円観寺(えんかんじ)
山門(10:45)

境内(11:04)

境内の石ころ絵

お庫裏さんの園芸趣味か
境内の片隅や、あちこちに花木が

また色々な石ころに描かれた”石ころ絵”
本堂へ上がる階段両脇や境内の庭に

みな、微笑ましい表情で見入ってしまう

更に境内各所に家具屋さんのような
木材の材料と作業場風の雰囲気
本堂前の縁台も手作りのようだ

多趣味の住職さんとお庫裏さんの
ご様子が、うかがえる

円観寺から富貴郵便局に立ち寄り
開山所 葦航寺まで≒ 3.0Kmを地図に従い
田園地帯の中,目標の無線塔を目指して進む

路地に入り込み
へぇ〜この先にお寺あるのかなと
通り抜けたら右手にお寺が
両脇の田園地帯(11:35)

滑りそうな路地坂を下る(11:57)

開山所 葦航寺(いこうじ)
山門(11:57)

境内(12:08)

石柱山門を潜り境内へ
古びた建物の中、木の香もするような真新しい本堂らしき建物

賽銭箱もなくお参りを拒むかの様に扉も硬く閉まり開かない
止む無く弘法堂のみお参り

その横の納経所のブザーを
外から若い僧侶お出まし
ぎょろっと睨まれてしまったので
新しい建物が、本堂か否か伺うのをためらってしまった

本日、日差しは強いが
木陰で休む風が爽やか



国道247号 河和口付近の海岸(12:36)


布土郵便局に立ち寄り後

河和口駅近くに出ると堤防、登ってみると
潮干狩りを楽しんでいる人達

お昼時、喫茶店のランチにとも思ったが
少し先のお食事処が目に入り
知多名物と記された”あなご寿司”を

満腹のお腹を抱え国道247号を進む
時志観音 影現寺の案内看板
見上げると急坂
短いが食事後でもあり息が切れる
番外札所 影現寺(ようげんじ)
山門かな

境内(13:48)


休みながら上りきると
広い境内
時折、車で上がって来られた参拝の方
そういえば、本日月曜日なのか参拝の方は極めて少ない気がした

納経所のブザーを押すが反応なく
弘法堂で、ご祈祷の様子
暫く待つと、ご祈祷を終えた住職さん
衣姿で忙しそうにポン

国道247号沿い小高い山から湧き水か?(13:58)
影現寺を出て5分ほど歩いた国道247号沿い
小高い山からの湧き水?
廃寺のような荒れた石柱
もしお腹が空いていたら
飲んでしまったかな・危ない!あぶない
表示があるといいな

それらしい脇道を右折

途中、路地を歩く奥さん
「暑いのに大変ですね・・・」と
声をかけられ、激励される

第26番札所 弥勒寺(みろくじ)
山門(14:14)

境内(14:32)

こじんまりとしたお寺
本日、最後の参拝、一際、声大きく読経

納経所では男性の係員が
我が訪問に慌てて座り直す

一番さん以来の待機する納経所
遍路用品やおみやげ物数点販売されていたので

納札を一束買い求める

河和駅へ向う途中の路地(14:43)

14:22本日の巡拝終了

河和駅へ向う途中の路地
弥勒寺の山門を振り返る
名鉄河和線 河和駅(14:55)


駅前の河和郵便局に立ち寄り
帰路へ、そして寄り道


三日目を追えて

父親の月命日の日
なんとか晴れて欲しいと願い計画を
約15Km 8寺の巡拝

7時ちょい過ぎ、成岩駅を出発
早々にリュックが重く感じ肩が痛くなるが
しょい方が悪かったのか正した後は直る

約 7時から歩き始め 15時近く、心地よい疲れの中巡拝終了
迷走は相変も変わらず、でも本日は少しその回数が
判り易い行程も手伝い少なかった

過去2回と比較してお寺で遭遇する
参拝者が極めて少ない月曜日の一日

今回より菅笠着用
前人の知恵はたいしたもんだ
涼しくてよい

リュックに山野袋を肩から、加え菅笠
町行く人には奇妙に見えたかも

河和駅 15:02発
車窓より、本日歩いた地域をあっという間に通過してしまった

生き仏の供養ではないが
何年ぶりかで鵜沼の飲み屋へ
旧友に電話して寄り道

駅前で小さな屋台から始められた、4時開店の人気飲み屋
気遣いの細やかなお上さんが
今年 4月に他界されたとか
まだ60代との事で残念
お供えとしてお線香を次回お持ちしよう


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