091109

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知多四国 七日目
2009-11/9(月)
出発最寄駅:野間駅 帰着最寄駅:常滑駅       天気:晴 概算距離:21Km 概算費用:6,010円
札所番/累積 山号 寺名 ふりがな 距離 着時刻
名鉄野間駅 - - - -
55番 /55 曇華山 法山寺 ほうざんじ 1.0 7:53
57番 /56 乳竇山 報恩寺 ほうおんじ 2.0 8:42
番外 /09 金鈴山 曹源寺 そうげんじ 8.0 11:03
58番 /57 金光山 来応寺 らいおうじ 0.2 11:33
59番 /58 萬年山 玉泉寺 ぎょくせんじ 0.2 11:59
60番 /59 大光山 安楽寺 あんらくじ 1.6 12:47
61番 /60 御嶽山 高讃寺 こうさんじ 2.5 13:38
62番 /61 御嶽山 洞雲寺 どううんじ 1.0 14:24
64番 /62 世昌山 宝全寺 ほうぜんじ 2.0 15:30
63番 /63 補陀落山 大善寺 だいぜんじ 0.7 15:55
65番 /64 神護山 相持院 そうじいん 0.6 16:31
名鉄常滑駅 - - - 1.1 17:19
(20.9) ≒10hrs

本日今までの巡拝の中で札所間距離最長 8Kmの歩行
夕方ならば無理であろうが
始まった午前なので大丈夫か
でも後半へとへとになったりして

祈願する事は
供養・『俊徳院穏光日茂信士』
供養・『敬徳院妙光日鈴信女』
・ 家族面々の身体健全、大難は小難・小難は無難を願う


63番札所・大善寺(だいぜんじ)

名鉄知多新線 野間駅(7:41)

何時もの時間に起きて何時もの支度して
家を出たつもりでは有るが
ホームに着いたら始発は発車してしまった
(狂わない電波時計? 1分近く遅れているぞ!)
次の6:46でも乗換の金山駅では同じ電車
乗換歩行が少々慌しい

電車は定刻 7:34に到着
駅の外はひんやり
55番札所への入り口(7:49)

駅から用水に沿って東へ、初めての小さな四つ角
ここでいいのかな、半信半疑で左折
消火栓に”自動車進入禁止”とされた方へ進む
こんな環境の路地、突然犬が・・と何時も恐々

坂を上がった所に弘法さんの幟旗
57番札所 報恩寺へ向かう山道の案内

55番札所 法山寺へは
ここを右へ進むと境内に向かう

第55番札所 法山寺(ほうざんじ)
山門(7:53)

境内(8:09)


山門(石柱門)らしきが見つからず、境内片隅で合掌・礼拝
静かで、ひんやり、人がいないような気配
もし夕方うす暗くなった頃であると、ちょいと不気味かも

57番札所 報恩寺へ向かう山道の入口(8:13


歩き巡拝の案内地図に
”山の中で迷いやすい”と記されていたので
より慎重に、こんな時意外に迷わないんだなぁ〜

山の中は暫くの間で
畑地から田園地帯を次の札所へ
第57番札所 報恩寺(ほうおんじ)
山門(8:42)

境内(9:02)

近くの大学に通学する若者がちらほら
名鉄知多新線のガード手前に弘法さんの幟旗と石碑
ガードを潜って道なりに進むと境内に入ってしまったので、石柱門へ戻る

弘法堂内の”一夜彫観音”拝顔

老夫婦が、とぼとぼ参拝
納経所で次の札所への道順と方法を訊ねている
どちらへ行かれるのであろうかな


恐らく今回の巡拝の中で最も札所間距離が長い
≒ 8Kmの行程
9:07分札所を出てのんびり歩き出す

国道247号に出るまで少し迷い
通り掛りの学生さんに訊ねる

9:30 国道沿いに
美浜郵便局が目に入り立ち寄る
国道247号 坂井交差点(10:12)

盛田 味の館(10:42)

歩道も無く車の多い国道247号から
少しでも早く離れたく、坂井交差点を左折する
途中
坂井ビーチと盛田 味の館で小休止
番外札所 曹源寺(そうげんじ)
山門(11:03)

境内(11:25)

≒ 2時間の歩行
何時も小牧山ウォーキングと
ほぼ同じ歩行時間では有るが
巡拝歩行の方が疲れるかな

心地よい汗が滲む中、国道沿いの札所に到着
砂利が敷き詰められ小ざっぱりした境内


お庫裏さんのお友達か
車で迎えに来られ所用のお出かけ
納経印を外のテーブルに置かれ
納経所など戸締り
番外札所 曹源寺 前(11:28)

番外札所 曹源寺を出て
直ぐ目線先に
58番札所 来応寺 が
楽チンなり
第58番札所 来応寺(らいおうじ)
山門(11:33)

境内(11:48)


常滑の町らしく来年のトラさんの常滑焼きの置物が
納経所横に売られていた

日差しが強くなってきた昼近く
境内、ぽっくり地蔵さんの横に
野菜の無人販売店

昔、故義母が「ぽっくり死にたい」とよく言っていた
その気持ちが判る気がして来た昨今
まだ、ちょいと早いが心こめて参拝



国道から 玉泉寺へ向う分れ道(11:58)

幟旗とお寺の駐車場看板があり
分れ道の先に
59番札所 玉泉寺

第59番札所 玉泉寺(ぎょくせんじ)
山門(11:59)

境内(12:21)


木の香もするような新しい庫裏、何処からとも無く「お昼ご飯だよ」との声が
納経所では
お上人さんか、印肉の調整「暫くお待ち下さい、直ぐ終わりますから」
その間”お寺の境内には蘇鉄が多いですね”と質問すると
「病院や学校それにお寺には多いですね、一般の家には’鉄を食う’と言って植えないですが」
「はぃお待たせしました」と押印、さすが調整後だけあって綺麗な押印

お寺に何故蘇鉄が多いのかは伺う暇もなく
「失礼します」と奥へ

お庫裏さんかな「○○さんから電話があって・・・・・・」と大きな声
その件でお上人さんと口論が続く
(後片付けに境内見学中、聞くともなしに聞こえてしまった)
遠くに霞むセントレア空港(12:39)

国道から離れ消防署支所を左折
畑地の中を進むと
前方に安楽寺

更にその先
写真では確認できないが
セントレア空港が



第60番札所 安楽寺(あんらくじ)
山門(12:47)

境内(13:07)


周囲を一周した感じで到着
少し高台にある広い境内の札所、静かで
お墓参りに来られた母娘のみ

安楽寺前(13:11)

高讃寺前の今では珍しい電話box(13:38)

安楽寺を出てさてどっちだ、少々方向感覚がなく初めてコンパス使用

再び新しく出来た国道247号かな大きな交差点
その門でJAか地域が運営する農作物販売所”食堂もあります”と看板出ていたが
人気も少なく怪しげな雰囲気なので一瞬向ったが
国道沿いに何かお店が有るだろうと引き返す
またまた、昼食お預け

地図の目印には”電話ボックス”と記されていたが
今時、電話ボックスってあるだろうかと進むと確かに電話ボックスだ
第61番札所 高讃寺(こうさんじ)
山門(13:39)

境内(14:03)


石柱門から少し石段を上ると立派な山門
その中には知多半島最大の木造仁王像(愛知県指定文化財)が安置
更に山門から真っ直ぐの参道が続く

紅葉にはまだ早いのか、見上げるもみじの葉は緑と赤のまだら模様
これだけ広い敷地であるとさぞかし維持手入れも大変だろう

地図に記載されていた学童多しの看板(14:13)
地図に記載されていた畑の中(14:15)
高讃寺から国道247号を横断し路地へ
地図に記載されていた学童多しの看板や畑の中
なるほど・なるほど、と納得しながら進む
第62番札所 洞雲寺(どううんじ)
山門(14:24)

境内(14:42)


石柱門を入って左手が本堂、右手高台に弘法堂

少し離れていたので不安になり
納経所で確認(お参り終えた後では遅いが)
「観音様を祀ってあるので観音堂と言ってますが、弘法さんも・・」
最後の方は聞き取りにくかったが、間違いなかったようだ
INAXライブミュージアム(15:05)

陶器彫刻のある散歩道(15:10)

機会があれば一度ゆっくり訪れたいな 途中”伊奈”と記された大きなお屋敷
INAXの前”伊奈製陶”創設者のお宅だろうか

月曜日、静かな町中、ふらりふらり

陶器彫刻のある散歩道の、からくり時計がある川沿いで地図確認
札所は直ぐ先なのに
県道252号か市場の交差点へ、その先にあった看板を確認
上下関係を見誤り、更に違う路地方向へ進む

どうも変だと通りかかった方に訊ねると
路地からわざわざ広い道まで出てきて下さり
「あの先の建物、交差点を右に、橋を左へ・・・」と丁寧に説明頂いた

第64番札所 宝全寺(ほうぜんじ)
山門(15:20)

境内(15:41)

少し薄暗くなってきた境内
納経所のブサー押し暫く待つ、再度押すが、どなたも居られない様子
窓が開いたので、自ら押印させて頂いた
先客の100円の隣に納経料を

納経所内や庫裏や別の建物の中に雑然と置かれた荷物
これを片付ける事は容易ではないと写真撮りながら
納経所横の板塀に張られた書
”整理し処分す” と ”使うために貯えよ”他を見て笑いが

町中の陶器工場(15:52)


次の 63番 大善寺への方向も今一不確かで
宝全寺を出て橋のたもとで地図を確認していると
赤い車が停まり「お参りですか、この先左」と
一見癖のありそうな、ちょい強面の男性

宝全寺のお参りは済みましたの声も
聞かぬうち車は寺へ入る

地元の方に次の札所への方向を確認と
今の方が住職さんであることを知る

大善寺へは川沿い住宅街路地から
常滑の象徴の一つ赤レンガの煙突のある
陶器工場の先を左折する
第63番札所 大善寺(だいぜんじ)
山門(15:55)
境内16:15)

工事中の本堂とその横の日本画家の記念館(不確かです)

完成、落慶法要は何時頃ですかと訊ねると
お庫裏さん、にこにこされ
女流日本画家の記念館に仮本堂に・・と説明されたが
あまり理解できず何時と言う明確な答えは得られなかった
色々大変ですねとお返ししその場を去る
大善寺を振り返る(16:22)
次の 相持院への道も判りづらく地図眺め
それらしき方向へ進むと
先ほどの、お庫裏さん
草取りや周辺の掃除中
「判りますか?この先池を過ぎて左へ・・・」と
教えられる
働き者のお庫裏さんのようだ

教えられた池らしきを過ぎ
住宅街を抜け広い道路の斜め右手に
65番 相持院が
立派な山門だ
第65番札所 相持院(そうじいん)
山門(16:31)
境内(16:52)
本堂前の階段でお庫裏さんと地元の主婦、四方山話
本堂、弘法堂でのお参り済ませると
お庫裏さん、話を中断され納経所へ
「ご苦労様です」と、もの静かなお庫裏さん

境内はもう薄暗くなってきた
zzzzzz(17:19)


地図によればお寺の裏手から住宅街を抜け
常滑駅への案内であるが
工事中である事と、それらしき発見出来ず
広い来た道を駅方面へ向って進む
はらぺこ、相変わらず帰り道は遠く感じる


駅周辺での食事処を期待したが
見事に無い!

駅に向う方に訊ねると
この辺にはなく
しかも月曜日で休みが多いとの事
唯一駅ビルの中に一つありますょと
教えられる
七日目を追えて

本四国では短い距離でなのであろうが
知多四国巡拝で計画した中で本日、札所間最長の 8Km 2時間程度の歩行

何時もの小牧山ウォーキングと同じ程度の歩いている時間
しかし、のんびり度が違うか幾分疲れ度が異なる
加えて車が多く歩道も無い国道247号が疲れを増す

案内地図とは異なるが国道と早く別れたく
坂井の交差点を左折

へぇ〜この辺りでも泳げるんだとその坂井海水浴場付近で小休止
続いて”盛田 味の館”をちょい見学
ソニー創業者の一人でその後社長になられた盛田昭夫氏ゆかりの地である事を知る
折角 味の館と題しているので何にか食べたかったが、ぐっとがまん・がまん

番外札所 曹源寺へ11時近く到着
参拝を済ませ暫くするとコンビニが、今日は町中ランチでもと見過ごす
ところが、どっこい昼食処が見つからず
ついに、巡拝終了し帰着最寄駅である常滑駅まで昼食出来ず仕舞い

駅ビルのうどん屋さんで、遅すぎる昼食と早めの夕食
お店のコーナに、蕎麦を使用したカリントウ
食べないかも知れないが孫のお土産購入して帰路へ
家に着いたら、孫の顔を見ながら夜食になるのかな

案の定、お土産のカリントウは袋持ったまま食べようともせず
その存在すらないかのように
じぃじのリュック背負って大はしゃぎ
やっぱり手抜きのお土産ではダメか

本日 月曜日今までの中で行き交う参拝者の方が
一番少なかったような気がする


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