091120

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知多四国 八日目
2009-11/20(金)
出発最寄駅:名鉄大野町駅 帰着最寄駅:名鉄古見駅      天気:晴 概算距離:18Km 概算費用:6,550円
札所番/累積 山号 寺名 ふりがな 距離 着時刻
名鉄大野町駅 - - - - 8:02
66番 /65 八景山 中之坊寺 なかのぼうじ 1.5 8:30
67番 /66 松尾山 三光院 さんこういん 1.1 9:00
68番 /67 竜王山 宝蔵寺 ほうぞうじ 0.7 9:33
69番 /68 宝苑山 慈光寺 じこうじ 0.4 9:59
70番 /69 摩尼山 地蔵寺 じぞうじ 0.6 10:30
71番 /70 金照山 大智院 だいちいん 1.4 11:23
72番 /71 白華山 慈雲寺 じうんじ 6.2 13:39
76番 /72 雨宝山 如意寺 にょいじ 2.0 14:59
74番 /73 雨宝山 蜜厳寺 みつげんじ 0.1 15:06
75番 /74 雨宝山 誕生堂 たんじょうどう 0.1 15:18
73番 /75 雨宝山 正法院 しょうほういん 0.1 15:18
77番 /76 雨宝山 浄蓮寺 じょうれんじ 0.2 15:41
名鉄古見駅 - - - 3.5 16:58
(17.9) ≒9hrs

11月・本日と この先計画する11/27 都合 3回の巡拝となり
順調に計画が進めば12/30 結願が可能の予定

本日歩行距離は短いが 12札所のを計画
終盤、札所が隣接し慌しい一日となりそう

巡拝を終え最寄駅まで 3.5Kmは、へとへと歩行かな

祈願する事は
供養・『俊徳院穏光日茂信士』
供養・『敬徳院妙光日鈴信女』
・ 家族面々の身体健全、大難は小難・小難は無難を願う


25番札所・円観寺(えんかんじ)

名鉄 大野町駅(8:02)

デジカメ充電忘れで
出発が 1時間遅れ

流石に1時間遅いと
通勤通学の方が多くなる

8:02 大野町駅に到着
名古屋へ向うホームは人が多いものの
降りたのは自分とあと一人
ひっそりとした大野町駅周辺
大野町近辺の路地(8:20)

本日前半の計画行程は
大野町駅から 67番を通過し
66番 中之坊寺へ

引き返し67番 三光院を参拝し
再び大野町駅付近の68番札所

歩行距離も短く、出遅れた 1時間を
早足で取り戻す

第66番札所 中之坊寺(なかのぼうじ)
山門(8:30)

境内(8:46)


知多半島には、かんがい用水のため池が多いが
その近く、こんもりした森の中に

ご近所の方々が次々参拝にやって来られ
時の挨拶「今日は風も無く温かくなりそうですね・・」など交わす

納経所は、お出掛け中のようで
”ご自分で押してください”の案内
納経印を収める箱、印肉含めピッタリサイズの手作り
出し入れにちょいと苦労
大野町近辺の路地(8:59)


再び大野町近辺の静かな住宅路地
遠く67番 三光院を眺める

第67番札所 三光院(さんこういん)
山門(9:00)

境内(9:20


納経所に現れた男性、お上人さんかな、でも何処となく職人さん風
納経帖をすこぶる丁寧に受け取り、押印後も同じように返される
ありがたく合掌し頭を下げ受取る

「歩いてやっておられますか、それはご苦労様、今日は温かで・・お気をつけて」と
声かけられ奥へ

温かな朝の日差しが差し込む境内のベンチでメモ
先ほどの男性、するすると庫裏の屋根修理へ

名鉄常滑線付近の路地(9:27)

名鉄常滑線付近の路地、その先に大野町駅
ここまでは引返しの道

迷うことなく
朝の出遅れを挽回する為
早足で

名鉄常滑線と併行する県道か
その三叉路交差点に大きな看板
方向案内は無く
奥を眺めるとお寺らしき
危うく通り過ぎるところ
第68番札所 宝蔵寺(ほうぞうじ)
山門(9:33)

境内(9:50)

奥まった所に石柱門
境内の小型トラックに剪定された庭木が満載

そんなに風も無いのに蝋燭が着かない
着けても着けてもすぐ消える
本堂と弘法堂の佇まいが判らないまま参拝
納経所の前に行くと突然”ガラッ”おぅ!びっくり

先ほどと変わって、ギョロと睨まれ淡々とした処理
県道沿いの古びた旅館(9:54)

旅館横の路地(9:56)


納経所では一言二言話が出来れば
でも、こちらの人相、雰囲気が怪しいのだろうなと思いつつ県道を進むと
目印の”平野屋”旅館のようだ
その角に69番への案内看板

路地に入り踏み切りの遠く先にお寺
第69番札所 慈光寺(じこうじ)
山門(9:59)

境内(10:18)


立派な山門に広い境内
門前と山門の道は工事中でお庫裏さんと思われる方と工事担当者お話中

納経所の呼び鈴押しても反応なし、声かけても反応なし
山門のほうから、ベテランご夫婦参拝の方か
お庫裏さんと共に雑談しながら納経所へ

弘法堂の前、小屋根の下に祀られている
願い石
スリットのような孔が開いてて先が見えるが
覗いて弘法さんが拝めれば願いが叶うのかなと
覗いてみた

70番へ向う殺風景な道(10:23)

この地域、お遍路さんに親切
要所の位置に案内看板があり
迷うことなく進むことが
第70番札所 地蔵寺(じぞうじ)
山門(10:30)

境内(10:44)


石柱門から広い境内、弘法堂の前に立派な蘇鉄
その横に風に揺られ四季桜かな可憐に花をつける
弘法堂から少し下がった位置に本堂

その堂内は薄暗く霊気漂う雰囲気
又,本堂左手から奥へ並ぶ水子地蔵尊は圧巻

弘法堂では若いお上人さん、てきぱきと寺務
清々しい雰囲気だ

知多四国で始めてみた”お遍路日記”
弘法堂入り口に置かれ
小学生か、祖父母の体を気遣う元気で大きな祈願文が印象に

畑地の中の案内看板(11:04)

用水の堤防(11:10)


地蔵寺から出た畑地の中の案内看板、朽ちて杭のみとなっていた
その先用水の堤防に上がり風に吹かれのんびり歩く
その先
目印の交番を見つけられず畑仕事中の方に訊ねると
ご夫婦共同の道案内を頂く

更に小道は複雑で、神社で掃除中の方に確認
この先、突当たり左との事
ガイドブックよりかなりショートカットで到達した模様

案内頂いた方、約5日で車遍路されたとか
暫し雑談
第71番札所 大智院(だいちいん)
山門(11:23)

境内(11:43)

込み入った集落内に山門が
境内は広く立派な本堂、その横に納経所とお守り等の売場

何処からとも無く幼子のむずかる泣き声
あやすのは若上人か
ゆっくり読経し納経所へ

念願の袖なし白衣を購入
菅笠は野良仕事用に買求めてあった菅笠流用
これで、お遍路さんに一歩近づく

納経所脇の遍路道(11:49)

72番 慈雲寺まで≒6Km
ガイドブックの地図も曖昧で
納経所の方に訊ねる

納経所から山門を出ず
脇の道を進むように教えられ
山門前で一礼し従う

ガイドブックは目印の公会堂まで
その先はwebで検索印刷した
地図を頼りに進む

先回と同様、昼時、食事出来そうに無い雰囲気

でも、お腹のランチ優先モードに答えてか遠く目線先にそれらしきお店が見え隠れする
先ず、たこ焼き屋・・・でもいいかと眺めつつ先に進むと
喫茶店と長崎ちゃんぽん屋、その向えに炉端焼き店のランチタイムサービス
盛り沢山の中から長崎チャンポンを選択

お店に入ると超混雑、我が身なりに、皆さんの目
なんとかカウンターへ着席
隣の方に見習って大盛り・満腹,まんぷく

お腹は満腹だがデジカメ電池残量少なく、近辺撮影控えながら
印刷したweb地図頼りに迷いながらもロスする事無く進み
岡田地区集落内、旧防空壕を横目に坂を下った交差点の先に札所が

カ゜イドブックに従っていたら、またまた、お昼食べ損ねたかもしれないし
web地図に感謝・大助かり
第72番札所 慈雲寺(じうんじ)
山門(13:39)

境内(14:04)


立派な山門に続いて風格のある大きなお寺
本堂内へ上がろうとしたが、打合せ中の様子なので、ためらい
少し下がった濡れ縁で読経参拝

納経所窓口には呼鈴なく、数度、声掛けるが反応なし
止む無く本堂へ戻り納経の依頼
打合せも丁度終わったのか
お上人さん「あっ・申し訳ありません、暫く」と窓口へ

知多岡田簡易郵便局界隈(14:11)


今も健在な
知多岡田簡易郵便局


76番 如意寺までの道順を納経後訊ねると
ガイドブックを手に取り、位置関係を確かめ
表通りを説明される
裏道はと訊ねると「先ず一人だと確実に迷います」とにっこり

知多岡田簡易局にも立ち寄りたく教えられた順当な行程を選択
ここまでは、よかった

住宅街旧道を過ぎ、もうそろそろかな目印無いがそれらしきを右折
ガイドブックでは右折に続いて左折と有るが
左折する道が無い、また地図縮小の関係かな、それにしても遠いな
到着した交差点”庄太郎脇東"を左折

変だなぁ〜様子がおかしいなぁ〜と進むが訊ねる機会得られず
作業場に人影、中に入り訊ねる

ガイドブック手に取り
「間違う人多いんだわ、ここはこんなに曲がってないし、旧道は・・・」
大変親切な案内に助けられ、誤った右折ポイントまで引き返し
ガイドブックと道案内の説明を思い出しながら進む

同時に納経終了時間を 16時と勘違い、こりゃ間にあうかなと心配に
閑静な住宅街を右折し少し下がった山間畑地
最初に目に入ったのは 73番 正法院

73,74,75,76,77番と五つの札所密集地域
迷ったが時間も無く混乱するといけないので
当初計画通りの順に先へ進む

この時、まだ納経終了時間は 16時までと勘違い
あと 1時間で巡拝できるかと不安な気持ち
第76番札所 如意寺(にょいじ)
山門(14:59)

境内(15:05)

盆地風山間の奥に、こじんまりと
美しい山門だ、合掌礼拝し境内へ入る
お堂一つ・・超高速 参拝と読経

振り返ると朱色の山門
潜って田んぼの先に
74番 蜜厳寺
第74番札所 蜜厳寺(みつげんじ)
山門(15:06)

境内(15:14)

落ち着いた境内
ゆっくりしたかったが、ここも急ぎ先に進む

納経所では、こちらの焦る気持ちを知る由もなし
ゆっくりと丁寧に押印下さる

73番 正法院の山門を潜った先の石段が 誕生堂への道
第75番札所 誕生堂(たんじょうどう)
誕生堂への石段(15:18)

73番 正法院の山門から(15:25)

よいしょこりゃしょ、と登ると、お堂一つ

知多四国札所案内によれば
弘法太子誕生の善通寺に由来しているとの事

明治になって、73番 正法院境内の山上に
お堂を建立
ご本尊 弘法大師
である事を帰ってから知る

やはりもう少しゆっくりすべきだったな(毎度の後の祭り)

第73番札所 正法院(しょうほういん)
山門(15:18)

境内(15:35)

誕生堂の石段を降り
舗装された正法院の境内、何処となく味気ないなと本堂へ

参拝を済ませ納経所へ向う
その横、庫裏にはお客さんのようだ
お上人さん戒名についてお話しながら納経所へ

ぺらぺらと捲り三ヶ寺の納経を頂く

よかった、とんでもない迷走したが何とか間にあったと
本日計画した最後の 77番 浄蓮寺へ

まてよ・そうだ!
この時期納経時間は5時までだったんだ
郵便局の貯金終了時間と勘違いしていた、あらら
第77番札所 浄蓮寺(じょうれんじ)
山門(15:41)

境内(15:58)


今までの超高速参拝読経の、ご無礼と本日の無事?のお礼を込め
ゆっくり・ゆっくりと読経

石柱門入ると小さな庭園
その先に本堂と納経所

73,74,75,76,77番と五つの札所密集地域を振り返る(16:00)

ゆっくりと見学していなかったので再び戻ってみるかと
振り返り眺めるが、帰着最寄駅まで≒ 3.5Kmを残しているので
全体は写らないが写真のみとした
なんとかデジカメのバッテリーも持ちこたえ一安心

さて、駅はどっちだ、ガイドブックに記されていなく
地図も用意していなかったので
まずお寺の前で日曜大工中のご夫婦に訊ねる

話し掛けるがコンプレッサーの音が大きく聞き取れない様子
奥さんが「機械止めたら」と促す

ここから古見駅まで歩くのと少々びっくりされた様子ではあったが親切に
「そうだねぇ〜この先三叉路に出て右、一山越えるょ、だいぶ先だょ」と笑顔で

念のため、バスありますか?
「そこらにあるけど本数が少ないわな」

その三叉路を越え次の大きな交差点
畑仕事の方に訊ねると、信号指折り数え
「四つ目を左、右に中学校、左に小学校その二つ先の信号、あっ全部で五つだ」
これまた、大変親切な案内
古見駅の町中へ
昔、この地域、夏休み神宮前駅から
冷房の効いていない混雑した電車で
海水浴に
今では工業地帯で面影ないだろうな

そんな事を思いつつ
目に入った郵便局へ立ち寄る
名鉄 古見駅(16:58)

すっかり薄暗くなった古見駅周辺
次はこの駅近く
79番 妙楽寺からの巡拝となる

8日目を追えて

今日は何時もの始発電車に乗り遅れないぞ!と目覚め
荷物など確認・・しまった!
デジカメの充電を忘れていた
結局≒ 1時間遅れの出発

札所での見学時間を短く、早足走行
遅れを取り戻したようで、のんびり巡拝モードへ
次はランチタイム・お昼・お昼は何処でと目線少し先にそれらしき
右折ポイントを見落としランチ優先
その後web検索し印刷持参した地図
おかげで72番 慈雲寺まで≒ 6Km無事到着

次は76番 如意寺まで≒ 2Km
これが大失態、右折ポイントを見誤りとんでもない方向へ
変だなぁ〜様子がおかしいなぁ〜と進むが訊ねる機会得られず
作業場に人影、中に入り訊ねる

ガイドブック手に取り
「間違う人多いんだわ、ここはこんなに曲がってないし、旧道は・・・」
大変親切な案内に助けられ引き返す

同時に納経終了時間を 16時と勘違い、こりゃ間にあうかなと心配に
73,74,75,76,77番と五つの札所密集地域
あと一つを残す頃になって納経終了時間の勘違いに気づく

次は帰着最寄駅の古見駅まで ≒ 3.5Km
さて、どっちだ・ガイドブックにもその行程は記されていなく
門前で日曜大工中のご夫婦に尋ねる、機械を止めて
「そうだねぇ〜この先三叉路にでて右、一山越えるょ、だいぶ先だょ」
大丈夫かなといいたげな、お顔に、バスありますか?
「そこらにあるけど本数が少ないわな」

その三叉路を越え次の大きな交差点
畑仕事の方に訊ねると、信号指折り数え
「四つ目を左、右に中学校、左に小学校その二つ先の信号、あっ全部で五つだ」
これまた、大変親切な案内を受け≒ 1時間ほどで古見駅へ到着

71番 大智院ではお守りや巡拝用品を手広く販売
念願の袖なし白衣を購入し
お遍路さんに一歩近づいたのでは有るが

知多四国巡拝も結願間近であると言うのに失態続きの一日
皆さんの親切に助けられ無事終える


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